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2026.08.26

もしアンモナイトが現代の海を泳いでいたら?


貝のような渦巻き模様。だけどアンモナイトは、貝ではありません。実はイカやタコに近い仲間、頭足類(とうそくるい)の生き物です。もし今、アンモナイトが現代の海を泳いでいたら、私たちの目にはどう映るのでしょうか。

アンモナイトは「殻を着たイカ」だった

アンモナイトの体は、渦を巻いた硬い殻の中に収まっていました。殻の中はいくつもの小部屋に分かれていて、その部屋にガスと水の量を調整することで、海の中を浮いたり沈んだりしていたと考えられています。頭の部分からは、イカやタコのように何本もの触腕(しょくわん)が伸びていたと推測されています。つまりアンモナイトは、いわば「殻を着たイカ」に近い生き物だったのです。

現代の海にいたら、意外と馴染むかもしれない

現在の海には、アンモナイトの遠い親戚にあたる「オウムガイ」が生きています。オウムガイもアンモナイトと同じように、渦巻きの殻を持ち、殻の中の部屋でガスと水を調整しながら泳いでいます。つまりアンモナイトがもし現代の海にいたら、オウムガイの群れの中に紛れ込んでいても、それほど違和感がないかもしれません。

一方で、アンモナイトの種類は非常に豊富で、殻の大きさは数センチのものから、直径2メートルを超える巨大な種まで確認されています。もし2メートル級のアンモナイトが悠々と泳いでいたら、現代のダイバーもきっと目を疑うはずです。

なぜ姿を消してしまったのか

アンモナイトは、恐竜たちと同じく、約6600万年前の大量絶滅で姿を消したと考えられています。巨大な隕石の衝突による環境の急激な変化に、多くの海の生き物と同じように耐えられなかったのではないかとされています。

進化の歴史の中で長く海を泳ぎ続けた渦巻きの生き物が、今はもう見られない――そう考えると、アンモナイトの化石一つひとつが、失われた海の風景を伝える、小さなタイムカプセルのように感じられます。

かせきのきせきの図鑑ページでは、アンモナイトの大きさや生息した年代、実際に見つかる地域などをより詳しく紹介しています。ぜひ、あの渦巻きの奥にある太古の海をのぞいてみてください。

筆者:theme_admin

タグ

#アンモナイト #古生物 #もしも

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